直前までどうなることやらと思っていた模擬授業。
友人たちと模擬授業を練習しあい、磨きあいました。
この授業の模擬授業は、みんなすごく準備をして、板書がきれいで、色使いよくて、説明がうまいというイメージがありました。
そこで、練習の時には見せなかったアドリブ込みの場の盛り上げを行ったところ、予想以上の反応がありました。
たとえば一番最初。
「今日は12月の6日の金曜日ですね。教科書で言うと、ページは68ページになります。今日のテーマは・・・」
といいながら、
2(金)p.68 二次関数とそのグラフ(4)
と書く。
この時点でものすごくざわざわしていた。
異変に気づいたふりをして、「ん?」といえば、誰かしら2とささやいてくれるので、
「2?あ、すみません。(驚いたふり) つい約分してしまいました。」
といって12/6と書き直したら教室中がものすごい どわっwww となった。
先生を見ると、先生は辺りを見回して声を出して笑ってた。
そこから復習。復習は平方完成でした。
y = 4x^2 +12x +25
と書き、「あ、これに何か気づいた人いますか?」
として生徒を見渡すとだれも手を挙げない。
「実はこれ、平成4年12月25日で私の誕生日です!」
という流れも笑いが誘えました。
一度まちがえて同じ人を指してしまったとき、「しまった!」と思いましたが、
「いや、すごいニコニコしているから当てたくなっちゃうんです。」と言ってみたり、
当てられてすこしあせって「え?おれ?w」という人がいたときには、
「うん。最近勉強がんばってるから。」と、切り返しを行ったり。
この辺りは準備もせずその場で考えたアドリブでしたが、なかなか評価もよかったのではないでしょうか?
ただ、失敗したことは、後半で書き忘れが一部あったところ。
指摘の中では出てきませんでしたが、この部分は絶対忘れないようにしようと思っていたので、後悔が残りました。
さて、通常の模擬授業と大きく違った授業を展開した後、先生からは
「君にはいつかもう一回やってもらうかもしれませんね〜。」と言われてしまった。
この授業では、もう一回と言われるということは、やり直しの意味。
これは先生が気に入らなかった授業をしたおよそ全体の3人に1人が言われるもの。
しかし、いつも長い生徒役の批判の時には「最高の授業でした。」で終わり、先生からは、「今までの中で一番いい授業でした」とのお褒めの言葉をいただくことができました。
もう一回というのはいい意味だったんですね。
高評価でしたが、私の中ではまだまだ伸びしろがあると思ったので、正直満足はしていない状態です。
今後も努力を惜しまず、夢に向かって全力を尽くそうと思います。
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